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第2回「犬吠埼〜九十九里」オフ会ツーリング
そろそろ第2回をやってもいい頃かな。というか、やらなさすぎかな?第1回のオフミーティングは一体いつやったんだっけ?? なにはともあれ、突如思い立ったように第2回を企画してみました。 告知から予定日まで2週間弱しかないというあまりに唐突過ぎた企画案内だったというのに、事前より総勢約5、6名の方々の挙手をいただきまして、私としましては私のほかにもう1人でも賛同者がいらっしゃればそれだけでオフミは成立すると思っていたところにそれだけの方からのオファーを受けまして、主催者としましては天にも上る思いで当日を心待ちにしていたものです。 んが、しかーし・・・ 事前の案内文の中に「降水確率40%以上は中止!」と謳っているところに、実際の予想降水確率はなななんと・・・60%?!もしそのまま状況が推移していったなら間違いなく「中止」の決定をせざるを得ませんでした。そしてその状況は一向に改善されることなく前日を迎えたのでした。 ところが・・・ 起死回生のナニかに期待してギリギリまで待っていたところ、やはり最後の最後でツーリングの神様は私らバイク乗りを見捨てはしなかったのです。(少なくともそのときはそう思ったものでした。) 「朝方まで雨が残るかもしれませんが、日中は急速に回復して、午後には晴れ間も覗くことでしょう。いい天気になりますヨ♪」 おぉ、やはり・・・ツーリングの神様ありがとう〜 しかし、これは神様の悪戯、悪ふざけだったのかもしれない・・・このときには気付くはずもなく、ただただ喜び勇んで当日朝を待ち焦がれたものでした。 「あの〜・・・雨降ってるんですが?しかも結構な降りっぷりなようで。おまけにあと30分後には自宅出発する時間なんですが?」 本当にこれから急速回復していくのか??と一抹の不安を抱きながらも「多少の雨が残っていたとしても行きます!」宣言をしてしまったからには「行く!」しかないでしょう。 カッパを着込んで日帰りツーリングに出たのなんて一体何年ぶりのことだろう?少なくとも過去にも記憶にないかもしれません(笑)。 相変わらずポツポツ⇔ザァザァーの間を行ったり来たりしている中を暖機そこそこに自宅を後にしたのでした。 きっとこの天気はよくなる。午後には最高のツー日和になる!
そう信じて疑わなかったのでした。
事実、走り出してしばらくするうちに雨粒は空から落ちてこなくなりました。そして新宿ランプから首都高へ上がったころにはすっかり雨は上がりました。路面もライン上はドライコンディション。おぉ、やっぱ天気予報さまさまのおっしゃる通り〜♪なんだわ。 そう信じて疑わなかったのでした。 もやっているレインボーブリッジ。そこから見る景色もやはり雨が上がったばかりのもやもや〜状態でした。 ちなみにここまでに追い抜いたり追い抜かれたりすれ違ったりしたバイク&ライダーはほとんど皆無だったように思います。ただ、首都高のどこかの合流地点から私の走る車線の方へバイクと思しきヘッドライトが2台分合流してくるのをミラー越しに認めたくらいでした。 「ほぉ〜、こんな天気の中でバイクで走り出るなんて、私らくらいだと思っていたけどさ。物好きなライダーさんて他にもいるんだね〜(笑)」 レインボーブリッジを渡ったあたりから湾岸線へ合流。ひたすら集合地点を目指して飛ばすことなくコンスタントに刻んで行きました。 「おっ?!ハーレーもがんばって走ってんな〜。みんなホント物好きなのねん♪」 湾岸線の一番左車線側をドドドドドッと気持ち良さげに走っていたハーレーを追い抜き、これで今日これまでに首都高上で遭遇したバイクは全部で3台。みんなそれぞれの道中、気持ちいい一日を送れるといいね、などと思ったかどうかは今となっては忘れちゃいました(笑)。 湾岸線から東関道へ分け入り、そして午前10時の集合時間に少し余裕を残しつつ集合場所の酒々井SAへと入って行きました。ほんの僅かの緊張感を伴いつつ、バイク用のパーキングスペースへバイクを止めました。既にバイクが1台、ちょっと古めのBMWが。んん??今回の参加者の中にビーエムはなかったよな。するとうちらの関係の人じゃないんだな。 ヘルメットを脱いでいると、遠くからバイクが近付いてくる音が聞こえてきました。「おや??あの2台は・・・。」そう、首都高のどこかの合流車線から合流してきた例のバイク2台。湾岸線〜東関道の道中ずっとミラーの端にヘッドライトの光がちらちらしていたのでした。 「こんにちは〜♪」
あちらもこちらも、もうコレ(bbbのオフミ)しかないでしょう、って感じの決め付けようで「今日はよろしく!」という話が早い展開でした(笑)。そりゃそうですよね。バイクったら"うちら"しかいなかったんですから。 そこへもう1人の方が歩いていらっしゃいました。あぁ、なるほど、バイクは既に止まっていた先ほどのビーエムの持ち主の方でした。ウルチロ@ハーレーさん。今日は雨降りってことで雨でも楽チンなビーエムでいらしたそうです。
遠くから、ドドドドドッな音が近付いてきました。もしや??やはりオフミな御方でした。kiu@ハーレーさん。 そう、既に初対面でない人が多数だったようです(笑)。 私もまさかでした。「こんな天気の悪い日に一体どこ行くんだろう?」まるで他人事のようにその人を見送っておいて、まさかまたココで再会することになろうとは・・・。ははは。 そこへ既に到着済みで違うところに止めていたバイクの元から歩いてきたのがわざわざお見送りのためだけにここの酒々井SAにやってきてくれたという私cow-boyのいつものお仲間、タマ@VFR800さんとキク@トラ・デイトナ600さんの御二方。特にタマさんは私の嘗て企画していたおバカ・ツー「午前3時発シリーズ」には皆勤賞のこれまたおバカなお人(笑)。 そんなわけで、とりあえずその時間その地に集る予定の人はこれで全て予定通り集っていただけました。あとは、みーたさんとmanaさんのお連れの方1名様が最初の目的地である犬吠埼に昼の12時前後に合流することになっていました。これで第2回bbbオフ会ツーリング参加者は総勢6名で無事開催となりましたーっ!
その時点では空からの贈り物はすっかり止んでいて、路面も大分乾いてきていました。「おっし!このまま急速回復!お天道様が眩しいぜ〜」となるものと確信していました。
とりあえず「朝礼」(笑)。簡単にルートなどを説明し、午前10時半頃出発。酒々井SAを後にし、次の富里ICで下道へと降りました。
さて、富里ICで下りた一行は、R409 ⇒ R296 へと進みました。丁度この分岐にて、お見送り部隊のタマさん、キクさんとお別れです。私らは八日市場方面へ、タマさんたちは千葉市街方面へとそれぞれ手を振りながら分岐していきました。
さて残る本隊5名は引き続き犬吠埼の先っちょを目指します。 犬吠埼まであと20kmほどでした。ところがその頃から次第に空模様が怪しくなってきて走っているとポツリポツリとシールドに雨粒が当たるようになりました。これはその目的地が近づけば近づくほど雨脚も激しくなっていくようです。私は最初からカッパを着込んでいたので問題なかったのですが他のみなさんは着ていなかったので、途中で路肩に停車し、みなさんにカッパ・タイムを取るかどうかを聞いたのですがとりあえずOK!とのことでそのまま走り続けました。
R126を銚子市街方面へ走っていく途中で犬吠埼方面への分岐点があるのですが、そちら方面即ち「銚子道路」へと進むと間もなく料金所が現れます・・・現れたと記憶してます。行きに100円(程度だったと思います)、帰りにまた100円と往復で2度も払うのがバカらしかったので、犬吠埼への行きだけは銚子市街を突き抜けてぐる〜っと回り道をしました。カッパを着ていなかった他のみなさんには大変申し訳なくも、この回り道の間に雨脚が大分強くなってきてしまい、余計に濡れさせてしまいまして、、、ご勘弁のほどを。 さてそんな無駄な遠回りをしたもののとりあえず無事に犬吠埼の一番先っちょのところ。犬吠埼灯台の麓に到着。バイクを止めて、やれやれ一息・・・入れようにもそんなのんびりやっていられるような雰囲気ではありませんでした。とにかく、、、
風が強い。
海は荒れ狂い、もうね、あ ら し デスヨ。
今日初めてお会いしたみなさんとテーブルを囲みながら昼ごはん食べつつお話させていただいたわけですが、前述の酒々井SAでどこぞのオヤジさんにとっ掴まった誰かさんの云々ではありませんが、とにかく「バイク」というキーワードによってココに集っているわけですから全てに於いて話が早いデス。「前略・・・」から会話スタートって感じですよね(笑)。 みーたさんは実は2ストオタクだったとか、manaさんは実はNSR50でミニバイクレースやりたいと思ってるとか、kiuさんは実はハーレーの試乗車で立ちゴケしちゃったとか、ウルチロさんは実はその昔シュワンツのものすげ〜ハードブレーキングを見て「Fブレーキはこうやって掛けるんだ!」と走行中に思いっきりフロントハードブレーキングをやったら思いっきりズッコケタ・・・とか。 いろいろなみなさんの逸話・武勇伝を聞きながら「おぉ、これぞオフミだ。」とても有意義な時間を過ごさせていただいていました。んが・・・ 「うっわぁ〜〜〜、すっげ〜風に雨。なんかだんだん酷くなってません??」
気が付いていたけど気が付かないフリをしていました。見ない、見えないわ〜。そう、気のせい気のせい(笑)
そういえばもう1人の参加者である、みーたさん達のお知り合いの方とココで合流ということになっていたわけで、こ〜んなものすげ〜風雨の中をココまで現在走っているという・・・。うっわ〜、そりゃエーライこっちゃですよ。もし私だったら・・・仲間に「す、すまん!先へ進むのは断念する」とメール打って引き返しちゃうかもしれないなぁ・・・なんて(爆) それにしても相変わらずの雨に風。海は荒れ狂い、そりゃもう絶好のツーリング日和とは絶対に言われないようなコンディション。そんな状況を飯処の中からぼんやり見ているとホント「これからオレ達どーなっちゃうんだろう??」という一抹の不安が湧いてきます。 時間がそろそろ14時も過ぎたあたりだったと思います。相変わらずの外でしたがそんな中、一台のオフ車がとことこ私らの止めているバイクの元へやってきました。ついに最後の参加者の方の合流デス。本当にオツカレサマでした。もっちー@トラ・デイトナ(今日はランツァ)さんが本日6人目のツー・メンバー。これでようやく全員揃い踏みとなりました。温か〜いコーヒーでしばし身体を温めるもっちーさんでした。 「おやおや??なんかさ、空が明るくなってきてません??」「ですよね?そんな気しますよね。」「あ、雨もかなり小降り・・・止んだかな?」「行くなら今ですね!」 一時は「オレ達一体どうなっちゃうんだろう??」となんとも心細い不安一杯な気持ちがこの展開に急激に活力が戻ってきたのでした。というか、今出なかったらもう萎えてしまいそう・・・なんて(笑) さて、この後の予定ルートは・・・あれこれ悩みました。残念ながら結局こんな不順な天候になってしまったのでこのまま来た道を引き返しての帰りルートを取ろうか・・・。もしかしてまたさっきまでの暴風雨に再び舞い戻ってしまうかもしれないし・・・安全策を。とは思ったものの、やはりそんな中をせっかくここまでみんなでやってきたのだからこれから先の空模様をそれこそ神頼みとして、とにかく今回の目的・予定ルートを全うしよう。任務遂行しちまおう!
そんなわけで以降のルートを予定通り、九十九里の海岸線をズドーン☆と行ってみよー!!そうと決まればとっとと行こう。みんなカッパを着込み、てきぱきと身支度を整えていったのでした。目指すは、2つ目のアイテム「九十九里の海」。ポケモン、ゲットだぜ〜!
いくぶん小雨になったその間隙を縫って犬吠の地を後に出発した一行は、行きはわざわざ迂回してのスルーをした銚子道路を今度は通っていきました。前述した通り、料金所の存在は跡形もなくなっており、めでたくも一般道路化したわけですが、そうと知っていたら最初から行きも通ってきたわぃ!と少々ご機嫌斜めっぽい?いやいや別にどーということはない。 銚子道路からR126へ合流し再び来た道を戻っていきます。途中で案内標識の「九十九里方面」へと従い左の方へ分岐して行きました。そう、あとはひたすらに九十九里を目指しました。 知った道のような素振りをしながらも実は途中でそのラビリンスに惑わされそうになり、あれれ??海はどっち側なんだ?今は。もしかして逆走してる??などと結構心臓バクバクだったりしたことは内緒の話です。結果オーライなんだからいーのだっ♪(爆)
無事に九十九里浜に出そうです。片貝海岸より九十九里道路へ入り、あとはひたすらに直線バビューン☆
途中のパーキングへ入り休憩タイムです。
さぁ、目的の2つのアイテムはゲットしたので、あとはソッコー帰るのみです。いろいろルートを検討したところ、九十九里道路を通り抜けたらそのまま茂原市街を目指し、茂原から茂原街道経由で京葉道・蘇我ICから上に乗りましょう、ということになりました。 市街地走行でのハードな渋滞を懸念しましたが、さほどのものではありませんでしたし、私としては珍しく派手なミスコースもなく、無 事に高速の入り口に到着したのでした。 ・・・おいおい、こらこら、なにが 『 無 事 』 だとぉ〜???
どの口がそんなこと言うのかな〜???
とまぁなんと言いましょうか、大それたことでももったいつけるまでもなく、コケたんですよ!コケっとな。 はい、おしまい。 おいおいっ!ヾ(--;)
市街地での微妙な車のスロー走行に業を煮やした私は、目の前信号待ち1台のみだったのでその車の前へ出てしまおうと路肩へ足を踏み入れたんですね。車の脇を抜け、さぁ車の前へ出ようとしたその時!?見えたような見えなかったような、そこには泥んこ溜まりがありまして、まんまと前輪すくわれて、右へスッテンコロリンっっっ・・・ さてさて、そんなお恥ずかしい思いをしつつ、もう2度と雨降り後の路肩は走らんぞ!!と肝に銘じその後はひたすらに自動車の列にへばりついていきました。す、す、すると・・・ ボボボボボボッ・・・・・ボボボッ・・・・ブォ〜ンっっ・・・
あれれ??どうにもこうにもエンジンが吹けなくなって来ました。アイドリングせず。信号待ちでも煽ってないと止まってしまいます。妙にガソリン臭くて・・・。 頭の中でその不具合の原因をあれこれ探りながらも後続のみなさんを無事に帰りの高速の入り口までお連れしなくては・・・との思いで、むずがるバイクをなだめすかしながら走行を続けました。うわぁ〜こんなときに道はずんずん山深くなっていくみたい??最後の一峠越えでした。「嫌だなぁ、こんなところでエンジン止まっちゃったら・・・軽くヤバイ〜?」
どうにかこうにかR16に出て、そこから案内標識に従って高速入り口へ辿り着きました。ここでそのあたりが地元って感じのウルチロさんとお別れデス。最後の最後でドタバタを私自らが引き起こしてしまいまして、そのドタバタのままにお別れのご挨拶を手短にさせて頂きました。 「お気を付けて〜!」「また会いましょう!!」「ありがとうございましたーっ♪」 口々に挨拶を交わしつつ、私はといいますと、とにかくそろりそろりとでも止まるまで、行けるだけという思いで高速のゲートをくぐっていきました。ある程度エンジン回してやればなんとか走ってくれるようです。とはいうものの、こんな感じに無理矢理3気筒走行を続けていくのは明らかにエンジンのためには良くないということは言うまでもありません。しかし背に腹は替えられませんからね。制限速度遵守走行でした。・・・アタリマエダロッ!(自爆) どうにかこうにか首都高まで辿り着きました。不思議と目立った渋滞がなかったのが不幸中の幸いでした。とにかくスロー走行してしまうと止まってしまうので。
現在の自分がこんな状況に陥っているから感じられたのかどうかはわかりませんが、その日その時に渡ったレインボーブリッジからの眺めが、もしかしたら今までで一番綺麗に思われました。恐らく昼間もその一帯は雨降りだったのでしょう、都会の汚れ澱んだ空気を雨が洗い流してくれた後のなにもかにもが洗いざらしのピッカピカ☆宝石を散りばめたようなという形容はこういうことを言うんだろうってマジに思いました。今までで何度も通ったレインボーブリッジでしたが、この日のが一番でした。 「ふぅ〜なんとか辿り着いた・・・」
自宅も近くなり低速走行が続いて何度もエンジン止まりそうになりながらもその度に無理矢理叩き起こしながらどうにかこうにか無事に到着しました。あ、厳密に言ったら「無事」ではなかったからこんなにも苦労したんですけどね(笑)。 一番最初に「これはナシ!」ととっとと削除してしまった要因が原因でした。おバカなあたし・・・。 2番プラグがかぶってました〜┐('〜`;)┌
右前ウィンカーはスペアがあるので即交換。ところがFカウルに結構なひび割れが・・・アボーン☆
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