’02年9月1日(〜2日)
『日帰り4桁ツーリング』

改め?

『24時間耐久ツーリング!』
東京〜金沢・能登半島




= 2 =




お初っす!日本海。。。

 再び汗を吸い込んで重くなってしまった革ツナギに袖を通す。メッシュのインナースーツを着忘れていったら恐らく革が肌に張り付いて脱ぐことも叶わなかったであろう。一体今日は何リットルの汗を掻いたのだろう・・・。

 再び一行走り出す。
 そのまま目の前の県17を金沢港方面へ走る。
 途中「能登有料・内灘」方面へ右折、県8松任宇ノ気線へ入る。
 そしていよいよ道路標識に従い「能登有料道」へと足を踏み入れて行くわけだ。

 道の両側の建物で水平方向の視界が閉ざされている。
 標識は左折。曲がった。真っ直ぐ海岸線に向かっているようだ。
 真っ青な空が眩しい。
 すると道はいきなりダウンヒル。
 一気に水平180度の視界が開けた。

 自分の眼前全てが真っ青になった!

 まるで真っ青な空と真っ青な海の狭間目掛けてバイクで飛び込んでいくような.....自分のボキャブラリーのなさをなんとももどかしく思えるような神秘さえ感じさせる光景にただただ感激するばかりであった。

 思わずステップの上に立ち上がって、バンザイをしたい気持ちだった\(~o~)/

 本日第2の目的達成―っ!これが日本海だっ♪

 そのまま海と対峙し、そのまま飛び込んでしまっては困ってしまうから(笑)ほどなく道は海と平行に走り始める。
 そのまま快適な能登有料道を日本海に沿って北上して行く。
 ほんの少し緩んでいるものの、まだまだお天道様は夏を頑張っているようだった。

 ほどなく行くとSA発見。さっき休んだばかりだが「高松SA」で日本海を臨み、マターリ休憩しよう。


とりあえずここまで落伍車なしっ!無事無事♪


おっ、さすが殿さま―っナル入ってまっせ〜(笑)


魔王さまとアッ熊っち。傍らのTAMAさん、今にもドジョウすくいを踊り出しそう…(笑)


みんなすっかりジベタリアン。根が生えるどぉ〜


ヘロヘロながらも、はい!ポーズ♪


腰に手をやり、グビーッと!燃料満タン、いざ行くぞ!




渚へ行こう〜♪蟹食べ行こう〜♪。。。

 時の神様も薄情だ。せっかく遥々日本海に会いに来たというのに容赦なく時を削り取っていってくれる。
 ふと気付くと、午後4時を回っている。
 急がないと能登に一泊という憂き目に遭ってしまう・・・って、それもまた良いかも〜♪(爆)
 冗談はさて置き、次なる目的の地。

 千里浜は、なぎさドライブウェイなり♪

 ご存知、打ち寄せる波打ち際の固く締まった砂浜の上を爆走激走できるとても興味深い「公道」なのである。私のかねてからの夢であった。ここへ行かずして今回の4桁ツーリングは完結しないのであった。

 能登有料道の「今浜IC」で一般道へ下り、「なぎさドライブウェイ」の標識に従い海辺へと誘(いざな)われていく。
 防砂林の壁を潜り抜けると、パァっと突如視界が開けた。
 目の前の元気なお天道様に出迎えられ、真横から見渡す日本海にまたしても感激なのであった。青い水面(みなも)が日の光で煌びやかに光り輝いていて、まるで一面金色(こんじき)の絨毯を敷いているよう・・・と、すっかり浸っている今日この頃であった(笑)

 ほ〜んの少しの海水浴客がまだ夏を楽しんでいた。涼しげな出で立ちで海と戯れている彼らの傍らをレザースーツ等に身を纏い、こりゃまた見るからに暑苦しい我らバイカー軍団14台が駆け抜けていく。なんとも異様な光景であったろう。
 固く締まった砂浜なので、リッターオンロードバイクでも直線を爆走するだけなら何ら恐怖感も生まれないであろう。本当にそのまま海の中へ突っ込んでいけるような、そこは正真正銘波打ち際の道であった。


日本海の波打ち際を目の前に臨む。


せっかくの海を目の前に、なんでみんなバイクから降りてこないの?


・・・と思ったら、下が砂だからスタンド立てるとバイク倒れちゃうのねん。ちゃんちゃん♪


そんな中、ちゃっかり空き缶見っけてスタンドの下に挟み。はい、ポーズ(^。^)v

 そんなわけで、念願の「なぎさドライブウェイ」を走りきり、内陸部へと戻っていく。
 「羽咋(はくい)」のあたりから能登半島をバッサリ横断しているR415を東へ丁度能登の対岸に位置する「氷見(ひみ)」を目指す。途中R415は、R145に変わっていた。
 しばらく突き進み富山湾が間近くなってきた頃、R160氷見バイパスに突き当たる。そこを右折したところで後続を待つ為に路肩に寄って止まった。
 そこで今後の「作戦会議」を開いたのであった。

 ここで意見が分かれた。
 というか、多勢に無勢。
 はっきり言ってワガママか?!
 はい、私の。

 なんつーか、能登一周の野望がその根元部分で一刀両断水平斬り―っ!で、そのままノーマルに帰途へ就くのがとても許せなかった私は、翌日この日の為に休みを取っていた[JAY]と[あっち]さんに「下道で行こ〜よ〜」と焚き付けたのであった。本隊はノーマルに北陸道へ入り、そのまま上信越道〜長野道〜中央道...のルートを取る予定であった。造反者チームは、そのまま下道を南下し、最終的には平湯〜安房峠〜松本IC〜中央道...というルートを模索中。

 今回の首謀者が寝返ることは甚だ遺憾ではあるが、基本はソロ。あとは帰るだけ。超一人前のライダー諸氏ゆえに各々に委ねることにしよう・・・都合の良い判断ではあるが・・・ま、許してちょっ

 この時点での編成は、高速部隊の本隊は11名。下道ジャンキー部隊は3名。
 高速部隊の「日帰り(午前0時までの帰宅)達成させたるっ!」の気迫に下道ジャンキー部隊も負けじと「太刀打ちしたるっ!絶対にぶち抜いてくれるわっ!」と応戦した。

 このとき交わしたお互いの宣戦布告の言葉が、後に現実のものになろうとはこの時点では誰も想像だにしなかったのであった・・・(謎)




本当の修行はここから始まった。。。

 というわけで、対決が始まったわけだが(笑)、高速部隊が北陸道に乗るまでは同じルートとなる。
 R160氷見街道を南下し「高岡」を目指す。
 R8にぶつかったところで左折、R8を「富山」方面へ進む。
 そして今度は「新湊」のあたりでR472を右折、再び南下し北陸道の「小杉IC」へ向かう。

 北陸道に入る手前のGSへピットイン。するとみんなすぐさまGSのサービス内に突入していく。そう、日がだいぶ西へ傾いたというのに、道中の気温計が今だ”35℃”を表示していたのであった。
 暑い暑い〜〜〜

 しばしここでマターリする。
 室内にこもり涼を取る者。
 またしても洗車を始める者。
 私はおもむろに自販機前に陣取り、500mlペットボトルのお茶をがぶ飲みしていた。それも続けざまに2本も・・・。
 いやもう・・・・・・身体が渇水。

 さて、これより本格的な闘いの火蓋が切って落されようとしていた。
 最終的にここで分かれ、高速部隊は北陸道の小杉ICより上へ行く。下道ジャンキー部隊はそのままR472を南下し、平湯を目指す。
 ここで今一度どちらの部隊の所属を希望するか決を取った。ら・・・
 「まだあんまり疲れてないんだよね〜」と元気そうな[みこやん]を引き摺り込み・・・あれれ?あの[殿さま]までジャンキーなの?あれやこれやで結局高速部隊が5名。そしてジャンキー部隊が9名となった。みんな頭悪いんでないのぉ〜?!(お前がなっ!自爆)

 各々方、いざ出陣っ!

 ・・・ちなみに、今だ富山の手前で、時間は既に午後6時を回っていることを付け加えておこう・・・(-_-;)


 さて、引き続きR472を進むとほどなく例の北陸道・小杉ICの入口が見えてきた。
 ここでお互いの健闘を祈りつつ軽く手を上げ挨拶し、それぞれの進むべく道へと分かれていった。

 気を付けて―っ!(^o^)ゞ

 そう心の中で呟いて、こちらも安全第一を心に誓った。

 地図でルート確認した通りに進もう。
 R472をそのまま・・・そのまま?・・・そのまま?!・・・


 ・・・行けねージャン・・・(-_-;)


 突如表れた道路の立て看板。
 それによると、この先「工事中により通行止め」...だそうだっ!

 いきなりこれかよっ・・・(;^_^A

 な〜んかめげそう。

 なんて、めげてなんかいられな〜い。
 とっととエスケープルートを見つけよう。
 よし、決まり!
 遠回りになるけどちょいと戻って、県377へ入ってR359経由で行こう。

 県377をR472から分かれて進み、R359とぶつかったところを左折。あとはそのままR359を辿っていけば、北陸道の富山IC付近に出るはずだ。
 一路「富山市街」の表示を目標に市街地を突き抜けていく。
 しばらく進むとR41に突き当たる。いわゆる「飛騨街道」である。ここで右折、R41へと踏み入れていく。これさえ入ってしまえばほとんどあとは一本道をひた走るのみ。
 我々下道ジャンキー部隊の一番の心配事といえば・・・ミスコース。走り出す前に何度も地図を反芻し頭に叩き込んでいた私。とにかく道に迷わないこと。ましてや暗くなってからでは無事生還さえ危ぶまれる?!
 そんなわけで、とりあえずここまで無事に手繰り寄せてこれたので一先ず安心。

 ところが、その安心から気が緩んだせいか、次なる強敵が現れたのであった。恐らくこれはジャンキー部隊全員共通の敵であることは明白であった。


 ・・・ね、ねむい・・・


 ここで一気に襲撃してくるだろうとは覚悟していたが、市街地の渋滞を抜けるまでの間の赤く連なっている車のテールランプは如何ともし難く、ゆらりゆらりと心地良い子守唄を歌ってくれているのであった。

 前日の1時間睡眠と早朝(深夜)からの極度の疲労がそれらを一層助長する。
 今だ嘗てあれほど眠かったことはない!というくらいの強敵睡魔に弄ばれていた。
 こりゃいかん。走行中はあらん限りの大声を張り上げ、歌を歌った。
 ところが歌詞がつっかえると途端に再び子守唄の逆襲が・・・。そんなこんなの攻防戦は果たしなく続いていったのであった。

 もう我慢ならんっ!
 それからは車を右から左からと、バッサバッサとぶった切り!擦り抜けていったのであった。背に腹は代えられんってヤツだ。
 お蔭様でそれからはオツムに程よい刺激となったのか、睡魔は退散していったようだ。まだまだ予断は許さないがとりあえず無事巡航していった。

 R41をひたすらひたすらひたす〜ら南へ辿っていく。
 いつしかR41が越中東街道と変わっていた。
 神岡鉄道の「神岡鉱山前」駅前で分岐点が待ち構えていた。
 我らはそこからのR471を「新穂高・平湯方面」へ左方に進んだ。
 ここまできたら、あとは先が読める。
 ひたすら「平湯」を目印に辿っていけば良い。

 ほどなくR158とぶち当たった。
 平湯である。
 本来ここから「安房峠」へと進むのだが、この時ばかりは600円を惜しげもなくはたき(笑)安直に「トンネル」を選んだのであった。
 このとき時間は確か午後8時30分頃。
 今日の終わりまで後3時間30分なり。
 ん?もしかして「日帰り達成」できるって?!

 なんともはや、無謀な夢を持ったのであった。

 ささ、安房トンネルを潜り、あとは朝来た道のR158を引き返していくだけであった。
 この時間ともなればある程度は松本市街の渋滞も緩和されているだろう。
 高速部隊は今頃どこいらへんを走っているのだろうか・・・?
 みんな無事かな・・・だといいな・・・

 こ〜んなヘンピなところでも、なんとなく懐かしく安堵感で一杯になってきた。ホッと一息入れようと、市街へ入る手前のコンビニで小休止。ピットインした。
 ここまでよくぞみんなご無事で・・・


本日みこやんのマイブーム?!下向きピース...って、うらめしや〜?!


JAYのアテントぶりは堂に入っている?!

 ほどなくすると、本日メルマガ読者から飛び入り参加のGS1200SSを駆る[Kobayashi]さんが仕事の都合により一足先に帰っていった。これから職場へトンボ返りするらしい・・・お気を付けて(合掌)

 それとは裏腹に残党兵士どもはここで結構マターリとしていた。なにせ富山くんだりからここ松本手前まで不眠不休(…あ、ちょっと寝たか 爆)で一気走りだったので一息入れようと思ったから。ただ一度根を下ろすとなかなか腰は上がらないもの。

 だが、ひとたびそれを耳にしたならば・・・

 ジャンキー部隊が松本ICまであと15kmくらいのここまで辿り着いている現在、高速部隊からのメール入電により発覚したこと、それは・・・


 諏訪湖SAまで、あと30分くらいの場所での〜んびりしている


・・・とな?!

 むふっ・・・むふふ・・・
 そういやぁ我々もあと30分もしないうちに長野道へ入れるだろうし、先を越せるかも?!
 これってもしかして、もしかするかな?

 おもむろに出撃の準備を整え始めた。
 時間は午後9時半過ぎ?!。
 一行は長野道・松本ICを目指し、再び夜の街道へと踊り出ていった。
 上高地・乗鞍からの帰り車渋滞の解消を祈りながら松本市街へ進路を取りそして松本IC、ここからいよいよ長野道へ入るべく料金所へ滑り込んでいったのであった。




超ピンポイントの絶妙。。。

 さて、無事に松本ICまで辿り着いた一行は、料金所で通行券を受け取り、次のチェックポイントをいよいよの諏訪湖SAに定め、合流車線へと進んでいった。

 本線合流手前で一気にアクセル全開にした丁度その時、目の前で見たものは・・・・・?!


 本線上をあっという間に飛び去っていった4機編隊の高速部隊であった。


 北陸道・小杉ICで分かれたその後、彼らは北陸道〜上信越道〜長野道...と上道を乗り継いできたわけだが、にしても、こんな偶然あるわけない?!と疑いつつも後ろから編隊を追い掛け追い付くと目の前には正真正銘の[かず♪@BMW R1150GS]さん、[びっとまん@ブラックバード]、[ばたやん@ハヤブー]、[ダサMac@CBR600F4i]がいた。
 [POCHI@BMW F650]さんはトコトコマイペースなのだろう。あとで聞いた話では、ヘッドライトが突如バルブ切れとなり、真っ暗闇超恐怖の高速巡航であったそうな。くわばらくわばら・・・

 さてここからは壮絶なバトルが繰り広げられたのであった。

 かっちりと4機編隊を組んで意地でも先へはやらんという何か異様な気迫というか執念のようなものを各人の背中からは感じ取れたのであった。
 特に、こらっ!びっとまん!
 走行車線で前がつかえたので追い越し車線の彼らの列へ入ろうとしても、絶対に譲らずブロックしてくる始末(大笑)。なんだかその気迫に押されてしまい、ここは一つ彼らを立てて、と。とりあえず高速部隊に花を持たせてあげたのだった。
 まぁお陰で睡魔の攻撃にも遭わず、そして無事に「諏訪湖SA」に到着となった。
 後から盲目の[POCHI]さんも、[TAMA@VFR800]さんの先導で無事に到着した。
 これで見事再びの全員無事合流となったわけだ。
 時間は、午後10時15分頃。




 全員の無事な顔を確認し、まだまだ先は長いけれどもとりあえずここまでの無事をおめでとう。先ほどの熾烈な争奪戦の赤裸々な模様を談笑していた。
 顔は笑ってはいるが、魂はすっかり幽体離脱しているようだ。

 本格的な睡魔大魔王が襲撃してくる前に次の最終チェックポイントへ急ごう.....といってもここ諏訪湖SAでも30分以上マターリしてしまったのだが。




この缶コーヒーが飲みたくて。。。

 次が最終、往路の集合場所でもあった「談合坂SA」。
 そこへ向けて最後の力を振り絞り.....といっても絞りきってしまっては帰宅前に力尽きてしまうので、まぁほどほどに頑張っていこうか。闘いはまだまだ続くのであった。

 ここまでくると、もうみんな亡霊のようにずらずらと後に連なっていくのみであった。そんな亡霊どもを魔王さまが引き連れていってくれた。すると余計にそんな単調な走りが眠気を誘ってくる。動作がだんだん緩慢になってくる。危ない。魔王さまはそのまま我々亡霊どもを黄泉の世界へ葬り去ろうというのか?!
 よし、こんなときは歌おう!(笑)
 と、いきなり前との車間が急速に狭まった。あっ!追突するっ?!...ってくらいのかなり緊迫感を伴ったものだった。どうやらこの先にオービスを発見してのスピードダウンだったようだ。こっちはそんなことよりオカマ掘るところだった(危)。まぁお陰で眠気は吹っ飛んだが、その時だけは。
 その後も闘いは続いたが、せめてもの救いは道中に擦り抜けしなければならないような過酷な渋滞がなかったことか。なんとか最終チェックポイントの談合坂SAに辿り着けたのであった。


紙がないよ〜!...ダメだってそんなとこで。トイレでやりな。まーべりっくにみこやん!


あんたらかて疲れたやろうけど、わてらもヘロヘロでっせ〜…という声が聞こえてきそうだ。


ともあれ、こうして全員無事が何より何より♪

 パーキングにバイクを止め、エンジンを切った。
 ふぅ〜〜〜〜〜〜・・・長い溜息が出た。
 まだ汗を含んで重くなっているツナギ故に動きづらい。なんとかコケずにバイクから降り立った。
 こ、こしが痛ひ・・・
 後続が無事に辿り着くのを傍らで見守っていた。
 前回の800kmツーの時にはバイクのバッテリートラブルにより休憩どころか停車することも許されず、そのまま我々の前をスルーして再び本線へと姿を消していった[あっち]さん。その寂しげな背中に何とも言えぬ諸行無常を感じたものだが、今回はなななんと?!無事に停車し、エンジンを切ることが叶ったのであった。おめでとう♪

 さて、恒例?!(爆)となってしまった[かず♪]さん奢りの全員分の「缶コーヒー」が目の前に用意された。それを到着した者順に手に取っていった。お気の毒ではあるが、これも験担ぎの一環として・・・かず♪さんゴチっす!全員が揃ったら「お疲れ乾杯」しよう!
 ヘッドライトのバルブ切れという最後におまけの付いた[POCHI]さんの無事な姿を認めた。

 今回前回通して参加してくれた[POCHI]さん。こんな”おバカ企画”、無謀とも思える計画ではあるけれど、やる気さえあれば女性でも十分太刀打ちできるんだ!それどころか、野郎以上にパワフルなバイクライフだって送れるんだ!.....そんなレディースライダー魂を身をもって具現化してくれているPOCHIさんに最大限の賛辞を送りたい。お疲れさま。そして、ありがとう。

 さてと、これで全員集合。

 ほんでは、まいるとしようか。




くゎんぱぁ〜〜〜〜〜〜〜〜いっ

(^O^)/C□☆□D\(^_^ )






 

はい、全員無事に乾杯〜♪使用後の私らということで(笑)ちなみにこの時、月曜の午前0時26分なり



終章。。。

 そんなこんなのお祭騒ぎのうちに、オヤジ達、野郎ども、姫様(笑)の夏休みが終わろうとしていた。

 これから始まるであろう苦行にワクワクドキドキ嬉しい反面のうんざりする感覚。長く辛い一日になるんだろうな・・・。行く前から、早く終わらないかな・・・なんて、それだったら行かなきゃ良いのに!...そんな複雑な思いが交錯していた出発前。
 ところが時間・行程がどんどんこなされ消化され徐々に終焉の時が近付くに連れ、なんだか不思議なもので寂しささえこみ上げてくるのだった。もっとこのままこの仲間達と走り続けていたい、同じ時間を共有していたい・・・叶わぬこととは知りながらもこの時間がいつまでも続いてくれることを願っている自分がいた。そんな気持ちにさせてくれる仲間達に対し毎度の事ながら感謝の気持ちで一杯である・・・なんてすっかりセンチな気分に浸ってしまっていた自分に気付き、きゃっ、恥ずかしい〜(やってろよっ!)

 残念ながら今回もあくまで「日帰り」に拘っていたのだが、残念ながらそれは叶わなかった。最終の談合坂SAの時点で、既に「月曜日」になっていたからだ。それでも、もう一つの大命題!『1,000km』の大台に到達した者がいるだけでも今回の作戦は大成功!ということにしておこう。
 え?私?.....私は見事撃ち落されたのであった。
 4桁、1,000kmまで最終的に”82km足りない”『918km』であったとさ。ギャフン
 だが、距離では負けたかもしれないが、今日流した「汗の量」なら誰にも負けないと自負している(爆)

 見事達成した人達。。。

 かず♪@魔王さま
 びっとまん
 ばたやん
 ダサMac
 POCHIさん

 以上がいわゆる高速部隊の面々。ルート的にはかなりの遠回りとなるため4桁に到達した模様。

 下道部隊でも、そもそも住んでいるところが房総半島の大秘境から繰り出してきた

 JAY

 。。。も、なななんと4桁到達したようだ。

 とにかくおめでとう♪

(*^^)//。・:*:・°'★,。・:*:♪・°'☆ パチパチ



 さてと、この談合坂SAで今回のイベントは幕を閉じるわけだが、でも各人お家に帰るまでが「遠足」である。最後の最後まで気を抜かず、気持ち良く走り切り、気持ち良く自宅の扉を開けたいものである。


 お疲れ――っ!

 気を付けて――っ!


 クラクションをピッ♪と鳴らし、別れの挨拶をし、それぞれの家路へと蜘蛛の子散らすように飛び去っていったのであった。

 ・・・終わった・・・

 月曜の早朝...となった深夜の中央道へ、たっぷりの疲労感を携えて再び乗り出した。
 あとは何も焦ることはない。ひたすらに安全第一を肝に銘じ、無事に家に辿り着くことだけを心掛けよう。

 無事、午前1時半頃帰宅。

 家の者たちは、すっかり夢の中。

 そんな姿を見て、改めて無事に帰りついたことに安堵したのであった。


 なんとなく今までエスカレートしていった設定距離数の一つの大台達成によりこれで一段落したような開放感に包まれている。
 さて、これからはどんなテーマを掲げていこうか?
 目的を失った今、痴呆と老人化が進まないといいのだが・・・ヾ(・・;)ォィォィ


 こうして、一年越しの企ては終了した。

 『日帰り4桁ツーリング 東京〜金沢・能登半島』

 結果として、『24時間耐久ツーリング』への改名となったが、とりあえず掲げていた目的の大半は制覇できたものと自負している。

 つまり、大満足なのであったとさ。(^。^)v




Special Thanks for 。。。

 全員無事帰還の報を次々と受け取り、とにもかくにもホッと胸を撫で下ろし安堵したのであった。みんなのお陰で苦行・修行もまた楽しいもんだ。
 そんな楽しい時間を共に過ごした愉快な仲間達にありがとう。
 そしてもし次回があったならば、その時はまた是非苦楽を共にしよう!(笑)

かず♪さんBMW R1150GS4桁達成おめでとうございます魔王様。初日本海は如何だったでしょうか?すっかり定番となってしまった最後の缶コーヒー(笑)ごちそうさまでした♪
びっとまんCBR1100XXブラバ今回は白川郷の甥っ子に会えなかっただぁ〜〜残念(涙)⊂(^(工)^)⊃
ばたやんGSX1300Rハヤブー今回怪我をおしての参加お疲れさん。涙の訴えには・・・笑った(爆)
POCHIさんBMW F650あ〜ら奥様、掘り出し物はありまして? 1,000kmかけてのお買い物、お疲れ様でした。
あっちさんCBR1100XXブラバん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜次回に期待します♪(爆)
...にしても、念願叶った一年越しの缶コーヒーのお味は如何だったでしょうか?(笑)
殿さまDucati 996あの暑さの中、よくぞがんばりましたね!・・・・・・・ドカっちくん
ヨッシーZX-12R(ネコバス)卸し立てピカピカの相棒♪...にしては既にオドメーターの針が…(驚)
まーべりっくTL1000Rよかったね〜〜〜いやはや、よかったね〜〜〜
TAMAさんVFR800午前3時発シリーズ制覇、これからも頑張って下さいね♪
みこやんGSF1200Sちゃちゃ入れ隊としての同行取材、お疲れっ!
ダサMacCBR600F4i気が付けば帰りの談合坂SAにいる。そんなところからハマっていくものさ(笑)
JAYCBR900RRかず♪さんにバイクの性能差10年の違いを感心させた私のGSXRとJAYのRR。ん〜こればっかりは如何ともし難いなぁ。
KobayashiさんGS1200SS今回のMost special thanks な御方です。ご本人の仕事の都合で途中離脱を余儀なくされてしまいましたが、帰路の松本ICちょい手前までというほとんどをご一緒できました。何よりもメルマガ読者からの参加希望には至上の喜びを感じます。次回も是非また!


 そして、わざわざあんな夜遅くに談合坂くんだりまで見送りに来てくれたみなみなさま

本当にありがとう!

 次回は是非、上り車線の最終SAで一緒に缶コーヒーを飲みましょう!
 ・・・・・かず♪さんの奢りで(爆)


 ぴらっち

 Mにゃんさん

 ぽこちゃん

 つきさん...と、ご同伴者の方

 キクさん

 マサどん

 偶然のササキさん(笑)




 そして最後に。。。













フォンフォフォンフォンフォン!バォンバォンバォン!あぃ〜〜〜〜ん!ベベンベンベン〜ブロロロロロロロロロ――っ☆パラリラパラリラパラリラパラリラ♪ぞうさんパォォォォォォ〜〜〜ン!うそぴょぉ〜〜〜〜〜〜〜ん♪ふぉんふぉんふぉふぉふぉんふぉふぉふぉん!













。。。ゾッキーのみなみなさま <(_ _)>













ヾ(・・;)ォィォィ













お・し・まぃッ
02,9,14
written by cow-boy