●晴れのちバケツのちハンカチ
〜 モトカップ9時間耐久レース

= 3 =




 ここにきてなんだか気になることが・・・。
 最後の走行を追えた殿さまに尋ねたら「タイヤもう終わっている」と。
 立ち上がりとか至るところで後がにゅるにゅるするそうです。確かに今走っているぴらっちもそれまでの走りからは精彩欠いているいるように見えます。それは最後の最後ゆえに慎重になっているからなのかな?と思っていたのですが、どうやら既に終わってしまっているタイヤに四苦八苦していることだったのですね。
 あちらさんの爆走軍団のドライ用タイヤ交換はまっさら新品タイヤでしたが、こっちのは当然新品なんかじゃありませんってば。既に3時間くらいは走っちゃってるものですからここにきてこれほどのタイム差をもって猛追を食らっている・・・・・とはいっても、それは他のチームも同じことでしょう?なのに他のチームのマシンにもここにきてばんばん抜かれているような気がするのは気のせいでしょうか?う〜む・・・なにやら良からぬ思いが・・・?

 最後のライダー交代。ぴらっちからえいさんへバトンタッチ。
 朝っぱらからいろいろお疲れ様でした!ぴらっち(笑)。自宅からのレースがようやく今終わったのね〜(爆)。

最後の最後のライダー交代、無事終了。
ぴらっち、お疲れさま!
う〜む、まだまだ余裕ぶっこいてやがるな・・・。
あと、もう9時間走ってこーいっ!(笑)

 で、やはりタイヤが辛すぎる〜らしいです。そのぴらっちの言葉を裏付けているのが今まさに目の前で走り続けているえいさんの姿。コーナーというコーナーではマシンを寝かさず・・・つか、寝かせず、ただひたすらに残りの分単位を刻んでいくことだけに集中しているかのよう。とにかくコケない、とにかくトラブらない。その脇をバンバンその爆走振りをここにきても遺憾なく発揮している爆走軍団。あ、また抜かれた・・・、あ、またラップされた・・・。一体我々のマージンは何周なのだろう???指折り数えてただひたすらに時計の針が加速度を増していくことだけを祈っているだけでした。もう我々にはなにも手助けしてあげられることはない。強いて言うならば「祈る」のみ。

例えタイヤが辛くても、ここまで来たんだ!
執念の走りを見せるえいさん、ラストスパート!

 爆走軍団の監督さんと思しき御仁がコースサイドから厳しい視線を送っている。
 目の前をある意味ヨタヨタ走りの#405が通り過ぎる。
 それをその監督さんが目で追っている。と同時に時計を見て残り時間を確認。
 恐らく「もしかしたらイケル!」と思ったのだろうか、自分とこの爆走軍団にはペースアップ!ペースアップ!いけいけー!手で合図。
 そっか・・・諦めていないということは勝算ありとも思われているのだな。そりゃそうだ、その気持ちはそのままお子様たちの走りにも表われているのでした。ここにきて32秒台連発ちう・・・。その気迫のこもった走りには見ているこちらもただただ圧倒されるのみ。ホントにもう、末恐ろしいガキどもだ・・・。

 残り時間5分です!

 オフィシャルの許可によりギャラリー、コースサイドまで出てきて最後の瞬間を見届けている。
 クラッシュパットに肘を乗せ、両指を絡めて、神様お願い〜ポーズ(笑)
 おぉ、神様。こんなときだけクリスチャンになりますがどうぞ祈りをお聞き届けてやってくだしゃんせ〜。アーメン・・・。
 ゴルァ、十字の切り方が逆だ!ボケぇーっ!

 残り時間1分です!

 おっし!おっし!諦めろゴルァ―!!
 もうね、絶対だいじょーぶ、だいじょーぶ!
 確信持っちゃおう!持ったもん勝ちっしょ!

 やっぱね、前回の3耐の時でもそうだったけど、辛かったら辛かったほど、頑張ったら頑張ったほど、溢れてくる量は比例するものですね。もうね、ダメっしたよ。心の底から溢れてくるっすよ。
 長かったもんなぁ〜・・・9時間。
 頑張って焼いたもんな〜・・・ヤキソバ(違?)
 焦ったもんな〜・・・タイヤ交換。

 お〜わりっ!

 ・・・チェッカーフラッグ、ぱたぱたっ♪

 えいさん、フィニッシュラインでぱたぱたされるのを見届けた瞬間、奇声を上げながら隣にいたユースケさんと握手!そのあとだれそれ構わず握手したり背中叩いたり(笑)

 終わったね〜・・・終わったよ。

 終わった今だからこそ言えること。

 9時間・・・。やってみたらあっちゅーまだったかも?

 チェッカーフラッグ、オフィシャルに手渡されたえいさんはウィニングランを1周。えいさんで始まった9耐も最後は再びえいさんで締め括り。一番長く走っていたってことですね。お疲れ様でした。安らかにお眠り下さい・・・アーメンっ、違ーうっ!!失礼しました。

目線と小さなガッツポーズくれました♪ チェッカーフラッグ片手に、ウィニングラン!
表題「●晴れのちバケツのちハンカチ」の『ハンカチ』が意味するのは・・・
やっぱこのときの涙っすよね。

 さて、戻ってきた#405号車を見て判明したこと。それは・・・

 ・・・リアタイヤ、ペチャンコでした。

 指で押すだけでベコベコにへこんでしまうくらいに。

 私は思わず歓喜のバーンナウトでもしてタイヤバーストさせたのかな?(笑)と思うくらいに後がべちゃ〜って沈んでいたんです。パンクなのかどうなのかはエアーを入れてみないとわかりませんが、いずれにせよこれではろくに走れたものアクセル開けられたものではありませんね。
 常々言われ続けていることですが、つくづく・・・「もしタラレバがあったとするならば、、、もしこのままあと数十分走り続けたなら・・・自分らの順位を奪われたのみならず、もしかしたらタイヤのビードがリムから落ちたりでもしたら・・・」そこからの結末・展開は我々の全く想像つかないものとなっていたことでしょう。

 ホント、最後の最後のそのまた最後の瞬間、チェッカーを受けてみるまではレースの結末というものはわからないものですね。だからこそみんな最後の一瞬まで己を信じて頑張り続けられるのかもしれませんね。

9時間をノントラブルで掛け抜けた#405号車。
乗ったうちらの連中も口々に「素晴らしいマシン」と絶賛。
後にゅるにゅるの原因は、タイヤ終わったということよりも、エア抜け。

向こう側、総合1位のKSR80号。
次なるターゲットですな!目指せ総合1位!

 9時間・・・。
 長いようで短かった・・・ようで、やっぱ長かったぜ〜。

 今回は途中目まぐるしく移ろいゆく天候も一役買っていて?これぞまさしく「耐久レースの醍醐味!」ってものを感じることができました。
 厳密に言うと赤旗中断があったので9時間には若干満たないものの、そこいらへんも全部ひ〜っくるめての9耐ということですね。

 表彰式が始まるまでの間、メンバー全員コース上にへたり込み、すっかり放心状態に。しかし各々その表情には満足感、達成感、そしてなによりやはり安堵感が浮かんでいました。

 走っているのも9耐。
 サポートしているのも9耐。
 そしてただ見守っているだけでも9耐。
 みな頑張りましたよね。

 ね?そこで水遊びしていた3人の子ら。
 姫さまも、殿さま無事の帰還に喜ばれていることでしょう?
 走り終えた汗だくのライダーを甲斐甲斐しくお世話されていたMなん母上さまにつきさん。ずぶ濡れになってのテント支えにお疲れ様でした(笑)
 気が付いたらいつの間にやら計時に指示出し役を押し付けちゃったようですみませんでした。ありがとうございましたー!のは、かず♪さん。
 9時間ずっとボード出しお疲れ様でしたのはじっぴ〜さん。今度是非KSRで!
 後半でしたがわざわざお越しのTAKAどん。今度は是非Nチビ乗ってみそ〜(笑)

 そしてそして、前夜から不眠不休で働きまくった猫監の中の人。いつヒューズが飛ぶかとヒヤヒヤしたものですが、最後まで持ち堪えられたようで安心しました。お疲れ様でした。これまた安らかにお眠り下さい・・・アーメン。

 表彰式。  そこら中コース上至るところに笑顔の花が咲き乱れていました。
 順位がどうあれとりあえず全車完走。怪我人ゼロ・・・???
 9時間の長丁場でこれは立派な結末だと。
 耐久レースは最後の最後まで走りきった人達全員が勝者だと思うですよ。まずは最後の最後まで諦めないで走りきってからですねそのレースを語れるのは。
 頑張った人達はその分だけチェッカーフラッグに喜びを見出すことができましょう。
 ここに咲き誇っている花々はちゃんとそこに見出していたようです。しっかり力いっぱいニコニコ咲いていましたもん。

 ひょ〜しょ〜じょぉ〜―――っ!

 あんたは〜 エライ!!


 以上、本日の9耐はオシマイ!

 果たして次があるのかどうか・・・

 あったとしても再びチャレンジするかどうか・・・

 再びチャレンジするとしても私は走るかどうか・・・

 私が走ったとしても(たら?)ディフェンディングチャンプの座を守れるかどうか・・・

 全ては・・・神のみぞ知る・・・。

 おぉ、神様。こんなときだけクリスチャンになりますがどうぞ祈りをお聞き届けてやってくだしゃんせ〜。アーメン・・・。
 ゴルァ、十字の切り方が逆だ!ボケぇーっ!

 ・・・ずっとやってろっ


みんなもうヘロヘロ〜。すっかりジベタリアンなのだ。 姫さまも祝福に駆け付けてくれたのだ。
まずは「予選3位」を祝おう!
名誉の負傷、ま〜べりっくが御立ち台に望む。
これは私も超うれぴ〜〜〜♪
何故ならばぁー、私自身も必死こいて走ったのだからーっ!!
レース中のベストラップ賞3位!!
恐らく、えいさんが叩き出したものでしょう。さすがです。
賞品は、1回無料走行券。
ところ狭しと御立ち台上。
しかしやっぱ一番お高いところからの眺めが一番?
どの顔も、スマイル スマイル スマイルっ
ちなみに、私らのチームを最後の最後まで脅かしていたのは・・・
隣のお子らだという事実にただただ愕然ですわ。
まるでランドマークになっている我らが殿さま(笑)
遠めに見ても目立ってます。
今日応援に来てくれた誰もが手に持つ資格あり!
ばったもんは、ヤキソバよく焼いた de 賞!
ぴらっちは、♪眠れ〜ヨイ子 de 賞〜
後のつきさんは、テント必死に支えた de 賞!(嫌?)
じっぴ〜さんは、よくもモロコシ三本も食べた de 賞!(笑)
で、しっかりそのモロコシ分は働いた de 賞♪
ま〜べりっくは、よくぞ身体を張って無料走行券ゲットした de 賞!
マラソンで怪我したのは一番ブザマ!ってことで主催者よりの御見舞い?(笑)

ちゅーことで、本日の勇者たちなのです。










 最後にこれだけは声を大にして申し上げたーい!




 我々が今回闘った「モトカップ 9時間耐久レース」はーーーっ!




 「9時間」の闘いなわけでーーーっ!




 これより2週間後に行なわれる「鈴鹿8耐」はーーーっ!




 「8時間」なわけでーーーっ!







 誰がなんと言おうともーーーっ!







 我々の方が「1時間」エライのであーーーるっ!!






 ・・・ずっと言ってろっ(-_-;)






 尚、正式なリザルト等レース中データは以下のURLよりどうぞ。

MotoCup9時間耐久
http://www.garage-chabatake.com/beach/04race/04moto9hR1.htm






お つ か れ さ んっ !
presented by cow-boy。
2004,7,16