我が愛しき Jellyfish


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 オレの名はcow-boy。もしかしたら以前”なんとか”という頭悪そうなバイク乗り集団の隊長さんだったかもしれない。いや、決して胡散臭いような集団ではなかったはずだ・・・のように思う・・・たぶん。えっと、確か名前を〜〜〜〜〜「Jellyfish」だったかな。横文字にしたらなんとなく洒落て聞こえるから不思議なものだがなんのことはない、意味は海に漂うあのブヨブヨした”くらげ”の事さ。ま、ざーとらしい前振りはこの位にして、とっととおっぱじめようか。

 これから話す事は「T.C Jellyfish」の生い立ち...というか、むしろ『暴露話』とかもしれない。もし、Jellyfishの現メンバー諸氏がこれを読んでしまったならば、くれぐれも怒りに任せて暴れないでほしい。オレ、気ぃ小さいねん・・・(”;)オドオド・・・

創世紀

 さて、このJellyfishってぇところは結構歴史ができてきたんだな。そもそも旗をおっ立てたのが1995年の春先の事。今から約6年ほど前の事。とはいっても、実はオレがその旗を最初におっ立てたわけじゃないんだな、これが。オレの最初のアプローチは某雑誌のメンバー募集への「応募」だったんだな。ちなみに最初の旗をおっ立てた御人をここでは仮に「Mr.T」さんと言っておこう。  この初代隊長Mr.Tさん縦にもデカイが横にもデカイ。何となく人の良い近所のお兄ちゃん的な人だ。そんで乗ってたバイクはHONDA CB400SF。バイク乗りとしてはむしろ初心者に近かったようだ。
さて、みーちんぐ
 さてさてオレの最初の登場はその'95年の春先の第2回目のミーティングからだった。(そう、どうやら第1回目が2〜3人でこじんまりとあったらしい…。)  某日土曜日の夜、某JRの駅(駅前に三角形のへんてこなビルが建っている中央線のとある駅。)改札で待ち合わせ。目印は、隊長のMr.Tさんが某モーター☆イクリストをこれ見よがしに掲げているというものであったが・・・ははは、ホントこれ見よがしにしてらぁ〜(大笑)。まるでツアー旅行の団体さんはこちら〜♪
 既に数名のなんだか胡散臭そうな野郎がたむろっていた。まるでオオカミの群に飛び込んでいくイタイケナ子ヒツジちゃんのような心境であった事は言うまでもない。。。そこ!笑わない!!…(自爆)
 そのMr.Tさんが血に飢えた10名ほどのオオカミ群を引き連れて、近くの予約してある飲み屋に入っていく。各自思い思いの席に着き、じっと開戦のその時を待っている。がるるるるるるるるる・・・互いにガンの飛ばし合い。ピリピリとした空気が漂っている。これからまさにその場が合戦場となろうことは誰の目にも明らかであった・・・。

・・・ってな事はまるでなく、まぁどこにでもあるような和気あいあいぶりであったりしてぇ〜。おもんないのぅ・・・
 大体の人が初対面ではあったのだがそこはそれ共通の話題=バイクの存在から知らない人同士でもすぐさま溶け合い混ざり合う事は容易に想像できた。その点は今も脈々と受け継がれている事と思う。なんのことはない話してみればみんな良い人。眉間の皺はやはりみんな緊張していたのかもしれない。
 この時に参加したメンバーで、今でも名簿にその名を連ねている「Jin」さん。この時も見掛けはトッポイおにーちゃん。だが着ているGジャンの背中にでっかくにこにこピースマーク(^_^)が粋だね〜。

 さて、なんだかんだと穏やかに事が進行し、各人の自己紹介なんかがあったりして。さぁ早速記念すべき第1回目のツーリングの予定はどうしよう?!・・・そんな話になったその時。にこにこピースマーク(^_^)のJinさんがおもむろに...『明日の日曜日は?』はい、決まり〜♪この時からこの行き当たりばったりの本質は培われていたのかもしれない(笑)。
 Jellyfish記念すべき第1回目のツーリングは!。。。三浦・三崎口へのマグロ丼ツーであった。

記念すべき初ツーリング
 みーちんぐの翌朝10時に第三京浜・保土ケ谷PAに集まったのは7〜8名。みな自慢の愛車で勢揃い。一際目を惹いたのがパープルのV-MAX。ただでさえアクの強いバイクをカスタムし、紫色のタンクの上では裸のねーちゃんが悩ましいポーズを決めている。スーパートラップ4本出しは、そりゃもう賑やかなこと。このバイクのオーナーであるおっちゃんはバイク以上にアクが強かった・・・。それはこれから始まる様々なドタバタ劇中でのなかなかえぐいエッセンスとなることになる・・・。

 さてこの後のJellyfish初ツーリングは、まぁどこにでもあるような穏やかな空気のままに目一杯風を感じる事のできた楽しいものとなった。ある意味つまんないのでここでは割愛する(爆)

 あ、そうそう、強いて言うならば、この帰り道で私の愛車カタナが壊れた。初登場なのに、いきなりこの後約1年間このカタナは深い眠りについたのであった。(エンジンからの異音が出てレストアへの道を辿る事に...)。。。あぁ無情
 そこいらへんの話はまた違う機会に別の場所で。。。

01,12,15
written by cow-boy


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