灼熱の '02鈴鹿8耐
02,8/3〜4

= 1 =

 『えっとぇ、カウントダウンは・・・増えていくんですか?・・・』

 ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!
 減っていくの!減っていくの!数字は減っていくの!
 いきなり、かましてくれるなぁ〜…さすがは大ちゃんだ(大笑)

 3・2・1・ゼロッ!

 どど〜〜ん☆

 25周年記念大会となる02年8耐の覇者、HONDAのエースチーム#11 加藤・エドワーズ組の加藤大治郎選手のおとぼけカウントダウンにより、8耐名物花火が打ち上げられた。


 ・・・終わった・・・


 今年の花火は、シケインの真っ只中で見上げていた。
 頭の中は真っ白け。
 ほとんど放心状態。
 まるで亡霊のように夢の中を彷徨い歩いていたかのようだった。
 ただ、今自分が触れているシケイン上アスファルトの温もりだけが、つい数十分前までそこで繰り広げられていた闘いの存在を主張していた。






 。。。なんてなとこで、自身9回目となる'02年夏の鈴鹿は今年でどうやら25周年を迎えたようです。おめでとう〜〜♪

 そんな今年の鈴鹿8耐に臨むまでの諸々の準備〜前夜〜当日までの様子はこちらの方でご覧下さいまし。

 ささ、'02年鈴鹿8耐本番を現地鈴鹿で迎えられる幸せに浸りつつその幸運に感謝しつつ、ちまちまとささやかながらレポートして行きたいと思います。ぼちぼちとお楽しみ下さいまし。

 ちなみに、ダラダラと長いので、2部構成としています。悪しからず.....






■なにかの予感?!
 それは、さぁ今夜いよいよ鈴鹿へ出発だ―っ!...とウキウキソワソワ気もそぞろでその日の仕事をこなしていった時の事です。突如降り出した激しい雷雨。それはもうバケツをひっくり返したなんてものではなく、満水の洗濯機でもぶっ倒したような猛烈なものでした。外出先から職場の玄関ドアを開け中へ入ろうとした私は自分の目を疑いました。

 ・・・一面の湖・・・

 うっひょぉ〜〜なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ――っ!
 4階建てマンションの1階に事務所があるのですが、私はてっきり今降っている物凄い豪雨のせいでの雨漏りだと思ってました。なんてこったいっ・・・なにもこんな鈴鹿へ赴く当日に降らなくったって・・・天を呪いたくなりました。どうやら階上の水道管からの水漏れらしかったのですが、そんなこたぁどうでもいいっス。こんな一面の水浸し状態を放ったらかしにして2日間も事務所を空けられません。それからはすっかり仕事そっちのけで水取り大作戦の開始です。こんなときに仕事柄事務所に置いてあった水を吸い取る掃除機が大活躍♪アッと言う間に冠水状態の渇水化に成功しましたでしゅ。
 うわっ...もうこんな時間だ・・・。なんとか間に合いそうです。急いで帰宅して風呂入って支度しなければ・・・
 なんだか、のっけから暗雲垂れ込めてるし…何かが起きる予感?!

■待ってくれ〜〜!!
 今回の鈴鹿行きは、東京池袋発白子下車の深夜バスで行きました。同行者はツーリングクラブ仲間の「JAY」と「ぽこちゃん」と私cow-boyの三名がバス組として鈴鹿を目指しましたです。
 そこでいきなりカマしてくれました。
 ビビリました。
 これでもう終わったと思いました。

 中央道を順調に突き進む我らが乗る深夜バス。
 最初の休憩タイム。丁度、双葉SAに停車しました。15分少々の停車時間です。
 私らは車外へ出て、SAのトイレに入りました。
 ちゃちゃっと用を済ませ、トイレの外でJAYと一緒にぽこちゃんが出てくるのをダベりながら待っていました。
 ほよよ?なかなか出てこないな。やっぱ女の子だから時間掛かるんだろうな。でも添乗員さんもバスへ戻っていったようだし、そろそろ戻らないとやばいぞっと。
 「ぽこちゃん、もうバスに戻ったんじゃない?」JAYにそう言っても彼は動かへん。やっぱそろそろやばいよね〜〜〜・・・そう言い合いながら二人バスの方へ向き直ったその瞬間、JAYは突然言い放ったのでした・・・

 ?!バスが出ちゃってます!!!!

 え?マジ?!マジ?!マジかよぉ――っ?!

 彼が差した指の先にはのろのろと駐車スペースから本線上を目指し動き出しているバスの姿があったのです。

 あわわわわわわわ・・・・・・
 二人一斉にダッシュダッシュダッシュぅぅ〜〜〜〜
 追いつくはずもなかろうに、それでも我らは走らずにはいられなかったのです。いやもう、私自身あんなに懸命に走ったことなど久しくなかったほどです。ここでみすみす逃してしまっては鈴鹿の夏はその暑さを感じる事なくこんな双葉のSAで終わってしまうのです。そんなことなど許されるはずなどないぃぃぃ――っ!

 中央道・本線上の闇へと消えていくバスを追い掛けている我ら野郎二人はいつしか合流車線を走りきり、本線上へと合流しどこまでも追い掛けていったのでした。どれだけ我らは走り続けたのでしょうか、いつしか東の空が白んできてそしてその向こう側からお天道様が顔を出し始める頃には[鈴鹿IC]の文字が遠くに見えてきたのでした。ついに我らは走りきったのでした・・・・・

 違う違――――うっ!(-_-;)
 嘘でっせ〜〜〜・・・って誰も信じちゃいませんわね(自爆)
 脱線しましたので軌道修正っす。

 いや、でもマジで合流車線に入っていくくらいまで走っていきました。
 本当に焦りましたもん。本当に置いていかれたと思いましたもん。ここで置いていかれたならばそれは陳腐なギャグにしかなりまへんって。
 二人顔を見合わせて走り去っていったバスの方を呆然と見守っている・・・そんなところへ携帯電話のベルが鳴りました。ぽこちゃんからでした。
 我ら野郎二人より先にバスへ戻っていたらしく、その車中からの電話でした。
 バスは駐車スペースであんたら二人を待っているから、はよ戻ってきーやっ!...ってなものでした。
 ははは・・・どうやら走り去ったバスは、私らが乗っていたバスの隣のものだったらしいです。ホッと胸を撫で下ろしながらも恥ずかしさで赤面しつつ車内へ乗り込んでいきましたとさ。にしても、二人揃って乗ってきたバスを間違えてるなんて・・・すっかり野郎二人の痴呆化には困ったものです。
 ちなみにこれを皮きりに、JAYのアテント振りにはますます拍車が掛かっていくのでした。それはまた後程・・・。
 なにはともあれ、これで無事鈴鹿へ辿り着けるってぇものです。(^。^;)ホッ

 あ、そうそう・・・
 野郎二人の痴呆が伝染ったのか、ぽこ嬢は鈴鹿で乗り継いだバスの車中にせっかくこの日の為に揃えた帽子を置き去りにしてきてしまったそうな。忘れ物の届出を営業所に提出し、帰りのバスでそれは受け取る事に・・・。役立たずな帽子さん(大笑)

■ありがたきアドバイス♪
 そんなこんなでのっけからドタバタ劇を演じてしまいましたが、無事に聖地鈴鹿サーキットへの到着を果たしたのでした。
 果たしたのはいいのですが、ゲートオープンまでかなり時間がある模様です。おやまぁどうしたもんかいのぅ〜と思案しているところに携帯電話が鳴りました。

 「到着しましたか〜?今の時間ですとまだゲート閉まってますから、”サーキット・ダイニング”の方へ行けば(潜り込めば)クーラー効いた部屋でくつろげますよ。コンセントもありますから携帯電話充電しまくりOKですよ〜」

 おぉ、天の声、神の声の主は、red-wingさん。
 今回私の8耐メインテーマである『出逢い』を効率良くその目的を果たす為に「行こうよ!8耐!(通称:イコハチ)」というサイトを媒体とし、共催という形でのアプローチを試みてみました。その共催相手がred-wingさんでした。言わば「友達の友達はみな友達だぁ―っ!」的なノリです。その管理人1号のred-wingさんはレース観戦のスペシャリストでございまして、そのアドバイスたるやこれがまた痒いところに手が届く〜みたいな…(笑)。で、前述の情報を得た我々は、知らないおじちゃんに場所を尋ねたり、redさんに携帯電話で誘導してもらいながらその”サーキット・ダイニング”へと何とか辿り着いたのでした。

 まるで泊り客の素振りをしながら図々しくもずかずか中に入っていきソファに荷物を置き、真っ先に洗面所へと入っていき、私は洗顔やら髭剃りやらすっかりくつろぎモードへ突入しました。そして暑苦しいGパンを脱ぎ捨て、短パンに履き換え、すっかりリゾートモードへとギアチェンジしたのでした。近くにコンセントを見つけると携帯電話の充電も開始♪無断拝借、どーもすみません。
 私らが我が物顔であれこれやっている傍らの大食堂からは、オレンジ色のコスチュームに身を纏ったコースマーシャルの方々が続々と態勢を整えて出撃していきました。そんな様子を見るにつけ思わず心の中で「頑張って!」と呟いたのでした。
 そうそう、redさんのお話ですと、運が良ければそこいらへんでライダーにも遭遇できるそうなのですが、生憎出っくわす事はありませんでした。残念。

 さてと、携帯電話の充電もちゃっかり完了しましたので、我々も出撃です。

■早速「4耐」なり〜♪
 早速鈴鹿の太陽が熱烈歓迎してくれました。場所は1コーナー手前の旧D指定席。何も遮る物がなく、真夏の日差しの洗礼を受けましたとさ。
 あ、写真に写っている人は私らとは何ら関係ない人っす。特別出演のエキストラということで・・・

 ちなみにボケボケと朝飯を食っていたら、4耐はとっくにスタートが切られていましたとさ。

 もうこの時点でトロけてしまいそうなぽこちゃんでありました。
 この炎天下の下、すっかりアテント振りを発揮しまくるJAYなのでした。にしても、よくこのクソ暑い最中に寝られるもんやね〜〜(笑)
 ぽこちゃんはどこかへ避難しに行ってしまったし、私もスタンド裏の散策に出撃したのでした。そしてここには眠り呆ける彼が残されたのでした。ちゃんちゃん♪

■4耐決勝中のスタンド裏模様
 昨シーズンそれぞれのクラスのチャンピオンマシンです。
 GP500チャンプ、V・ロッシ選手駆るNSR500(左)と、GP250チャンプ、加藤大治郎選手駆るNSR250(右)
 まさに不沈艦隊キャビン・ホンダチームなり。今回もその強さは不滅なり。やはりどんなライダーでもあの赤いのが束になって後ろに付かれたら敵わないでしょうね。
 ダンロップのブースにて、ヨシムラさんちのイベントです。
 今回ヨシムラのエースライダーで元カワサキワークスライダーの芹沢選手(左)と、久方ぶりのライダー姿である元カワサキワークスライダーの武石選手(右)です。
 こちらは、ある意味今大会の目玉商品?!(笑)。ヨシムラと並び、ワークスイーターの異名を取るKenzから、エースライダーで元スズキワークスライダーの北川選手(左)と、これまた元スズキワークスライダーの沼田選手の強力タッグはプライベーターの希望の星でもありました・・・
 左隅はじゃんけん大会で見事サイン入りTシャツをゲットした人の満面の笑み〜♪
 一応お約束というか、8耐には付き物というか、セットメニューというか・・・。なんにしても毎回思う事は、あの方達が自分と同じ人間であるという事がとても信じられない作りだよな〜…ってことです。はい。
 これまたキャンギャルねーちゃん以上にある種8耐には欠かせない?方達ではないでしょうか。お馴染み「風よ、鈴鹿へ〜♪」を熱唱するお二方。千石さん(左)に高原さん(右)
 んで、下に写るは、マーシャルバイク「NR750」は泣く子も黙るお値打ち品!(爆)家が買えるんでないかぃ?(大嘘)の520万円なり〜(^_^;;;
 まずは今回の作戦実行第1弾!4耐終了後にプチ・オフ会しました。
 なななんと、メルマガ読者でいらっしゃるAssyさん(右)は今回の8耐でオフィシャルをなさっている方でした。ピット詰めの4耐が終わった後に連絡を頂きまして場内で待ち合わせして、ほんの少しの間でしたが立ち話を楽しんだのでした。前夜祭前のグラスタ・オフにも顔を出して頂きまして、短い時間ではありましたがとても有意義な『出逢い』を楽しむ事ができました。感謝です。
 8耐本番でもオフィシャル業務はとてつもなく大変だったようです。また今度お会いする機会がありましたら是非そこいらへんのよもやま話をじっくりとお聞きしたいものです。
 今回の8耐は、走る側から観る側へと立場の変わったKawasakiさんちの井筒選手。やはりKawasakiの”緑”がない8耐は、クリープの入れないコーヒーのようなもの(なんだそりゃ?)でしたね(笑)

■白熱のスペシャルステージ
 とまぁこんな感じに午前中は長旅の疲れをもろともせず(約1名はDスタンド席のとろけるチーズと化していましたが)4耐をチェックしつつ、各所でのイベントを観て回っておりました。昼飯はスタンドのウドンをすすり、午後からのスペシャルステージに向けての英気を養っていたのでした。

 いよいよスペシャルステージの開始です。
 ここでJAYとぽこ嬢と二手に分かれ、彼らはシケイン席へ私は最初のD席へとそれぞれ散っていったのでした。

 毎年思うことですが、やはり「予選を観ずして、8耐を語るなかれ!」ですね。今回もまたまた手に汗握り、総立ちの鳥肌でした(笑)。
 HONDAの#11、C・エドワーズのスーパーラップは8耐史上初の2分6秒台へ突入しました(細かい数字は忘れちまいました 爆)。そして土壇場最後の走者となったSAKURAI HONDA #71、A・バロスは更にその上をいき、見事プライベーターチーム(実質はセミファクトリーっすけどね)がポールポジション獲得なり―っ!
 なんつーか、もう、涙ちょちょぎれ、鳥肌総立ちでした。
 贔屓にしているチームがどうとか、応援している選手がどうとかいう次元を超えた何かが感情を支配していました。どこのチームのどの選手がどうのこうのはこの際関係なく、とにかくすっげータイムを叩き出した選手に最大限の賛辞を送りたい!そんな気持ちでしたね。そんなことから、C・エドワーズ選手とA・バロス選手、そして今一歩でその領域に達することができなかった選手もまとめて拍手〜〜〜♪.....ですね。

■前夜祭&グラスタ・オフ
 日中のレーススケジュールが終わっても鈴鹿の夜は終わらないっす。立て続け矢継ぎ早のイベントは盛り沢山♪
 んなわけで、前夜祭の準備も着々と進行中なり。
 そして私らも、もう一つの目的。大いに集おう!『イコハチ』主催”グラスタ・オフ”開催に向けてグランドスタンド最上部へその有志の方々が集結しつつありました。
 JAYどん、ぽこちゃんもジンベーに浴衣姿へ大変身♪しっかりすっかり祭気分に浸ってます。
 美女とオッサン.....つーことで。(これ以上は語るまい)
 入れ替わり立ち代わりではありましたが、ほぼこんな感じで集って頂きました〜♪(ご本人方の了承を得てませんので画像は加工させて頂きました。悪しからず)
 02年『イコハチ』の第1部なり〜♪.....つーことは、第2部もあり?...そう、ありありです!この後は・・・うひひのひ〜(爆)
 お―っと!ヘッドライト装着のRC211V with M・ドゥーハン!の登場!!
 バーンナウトからロケットスタートで1コーナーの藻屑(もくず)へ...消えてどーする!...彼方へ消えていったのであったぁ―っ
 リッターバイクであ〜んなことや、こ〜んなことも・・・
 ここだけの話ですが、そういえば1回Uターンゴケしてましたっけ・・・(笑)
 そして、ステージ上には主だったワークス&トッププライベーターのライダーが勢揃い!それぞれの顔はにこやかではありますが、その内に秘めたる闘志はメラメラと燃え上がり火花バチバチ状態なんでしょうね。全ての答えは明日明らかになるべしっ!

■『イコハチ』第2部〜?!
 前夜祭も宴たけなわの最中、午後8時を回った頃に『イコハチ』有志の方々は次なるステージへと移動を始めました。
 次なるステージとは。。。「手羽先オフ in 四日市」。。。です(じゅるっ)

 鈴鹿サーキット参りの際のすっかり定番となっている近鉄・四日市駅近くの”手羽先太郎”で集おう!というものです。
 東京から直行の方あり、バイクで一っ走りの方々あり、一足先に向かわれた方々あり.....合言葉は「手羽先オフ」!これ最強。
 私ら(cow-boy、JAYどん、ぽこちゃん)は、鈴鹿サーキット内の近道を熟知しているred-wingさんとその相棒のHappyさんに引き連れられて、場内をうねうね抜けていった先からタクシーに乗り込み白子駅に到着。そこから四日市駅まで時を金で買うべく特急に乗り込みました。白子駅ではこれまた「手羽先オフ」を目指すJellyfishのそーまさんとその一団に遭遇し、共に手羽を...もとい、四日市を目指しました。

 四日市駅から歩くことしばし、目の前に「手羽先」の看板が燦然と輝いていて我々をWelcomeしていました。そこでおじさま方には先に行って頂いて、私らは宿泊のホテルにチェックインして荷物を置きに立ち寄りました。red-wingさん、Happyさんもホテルに立ち寄ったものの、すぐに手羽に向かわれたようです。

 私らは夕べからの長旅に引き続いてその日の丸一日だけに、あまりに気持ち悪かったのでみなさんが待っているとは知りながら、シャワーを浴びたことは内緒の話です。

 私らがさっぱりした出で立ちで「手羽先」へ突入していったときは、まさに宴たけなわ状態でした。確か全部で16〜7人の方々が集結している図は壮観でした。
 私にとっての見慣れた面々、お初の方々と、こんな東京から離れた地でお会いできたことにとても感激しつつ、そして有意義に夜は更けていったのでした。

 私めは今回の8耐オフ関連のメインイベントとして、デジカメをしっかり持ち込み克明にレポートしてしまおう!...と思っていたのですがぁ―・・・
 前述の通り一番最後に乗り込んでいった私らは、その遅れを取り戻すとばかりに駆け付け何杯?!の勢いで・・・結局写真は一枚も撮らず・・・撮るの忘れちまいました〜(大ボケ)。
 ...というわけで、結局その場で何が起こったのか?!それは永遠の謎となったのでした。

 結局その場はPM11時過ぎの閉店時間をもってお開きとなりました。
 翌日8耐決勝で、あちこちへの差し入れやら自分らも食べたいやらでお土産用折り詰めを密かにゲットしていたのは言うまでもありません。JAYどんもそれらのいくつかを手にしていたのですが・・・なのに、なじぇ???この言葉の意味は後ほど・・・。

 さて、手羽先オフ参加のみなさま同士、翌日8耐決勝を楽しく過ごすことを誓い合い、それぞれの宿を目指して散っていったのでした。私は近くのコンビニでこの期に及んでまたしても酒を買い込んだらしく、手には缶チューハイの入った袋がぶら下がっていました。
 そして、ふと気付くと、私は宿泊ホテルのロビーで缶チューハイ片手に、red-wingさん、Happyさん、かみささん、kenjiさん方とレース談義に花を咲かせているではないですか?!
 これはいわゆる、イコハチ第3部ってことっすかね(笑)
 しかし、私はいつしかだんだん重くなっていく目蓋とひたすら闘っているだけとなりまして、結局私はAM2時頃マシントラブルによるリタイアとなりました。果たして第3部はいつまで続いたのやら・・・(謎)

■朝っぱらからアテントかいっ?!
 私の心地良い安眠は、突如けたたましく鳴り響くその音によって妨げられたのでした。
 なななんだぁ―?!
 「cow-boyさ〜ん、起きてますぅ?」JAYどんからのHot Morning-callでした。
 なんだよ〜―、朝っぱらから、むさい野郎の声で目覚めるなんて、なんとまぁ気分の悪い・・・こ・・・と・・・・・あ"・・・・・
 慌てて時計を見ました。前夜に「7時半、ロビー集合」の約束をしていたのに、もう時計は8時前?!――とととと、すぐ行く――っ!
 起き上がると間違いなく前夜の燃えカスが残っていて、かな〜り絶好調でした(-_-;)とにかく身支度を整え、速攻階下へ降りていきました。爽やかな朝を取り繕ってはいるものの、目の前の朝食にウップ。「8耐かぁ・・・もしかしたらオレ、もう終わってるかも・・・」なんて内心思ってたりして(笑)

 私らがそんな中、YAMAHA装束を身に纏い前夜第3部を乗り切ったkenjiさんとかみささんが爽やかに宿を出発して行かれました。red-wingさん、Happyさんはとうの昔に出発されたそうで、私らドンケツ〜・・・って、みんな私のせいっす(自爆)

 さて私らも朝食を終え、部屋に荷物を取りに戻りました。
 そこで、<アテント その1>
 そこのホテルでの部屋のキーは、ドアノブのところにあるキーボードにフロントで教えられた暗証番号を入力するものでした。ピポパッ…私とぽこちゃんがそれぞれの部屋に入っていく中、JAYどんだけが首を傾げながら悪戦苦闘している模様。「どしたの?」「いや、絶対この番号で良い筈なのに、開かないんすよ。キーが壊れちゃったのかなぁ・・・」JAYどん、私の部屋の電話からフロントへ電話しました。「あの〜かくかくしかじかで・・・」「はい???番号違いました?」あ〜、はじゅかちぃ〜(笑)いきなりかましてくれたJAYどんでした。
 忘れ物しないようチェックして各人フロント集合の後、ホテルを後にしました。
 いやはや私は大荷物。というか、荷物自体はかなり少なくしているのですが・・・。背中には身の回り品満載のDバッグ、腰にはデジカメやら収納のウェストポーチ、そして肩からは缶ビールと近くのコンビニで買ってきた氷満載に更に前夜ゲッチューした折り詰めの手羽先が数箱(3箱くらいだったかな)詰め込まれ、まさにパンパン状態のクーラーバッグが”食い込んで”いました。なんだか普通に立っているだけで3〜4Gを体感しているようでした。
 鈴鹿サーキット最寄駅の白子駅へ向かう途中にて.....<アテント その2>
 はい、またまたJAYどん登場♪
 せっかく前夜にゲッチューした手羽先の折り詰めを、なななんと、ホテルの部屋の冷蔵庫の中へ・・・。メイドさんへの置き土産はさぞかし喜ばれた事でしょう。そうそう、そういえばHappyさんも・・・したらしいことは、ここだけの話・・・でしたっけ?(爆)

■秒読み開始!!
 さて、白子の駅から直通バスに乗っていよいよサーキットへ乗り込みです。この頃になってようやく身体が生き返ってきた私です。ホテルにまだいる頃は、8耐はもういいやん。昨日の予選だけでOK!なんて、完全終了宣言をしてしまいそうな私でしたが、とりあえずホッとしました(笑)。このウツケ者がぁ―っ
 ちなみに出発時間が遅かったので、サーキット入りもかなり遅くなりました。確か10時前頃ようやく辿り着いたように思います。メインゲートを潜って、JAYどん、ぽこちゃん達はシケイン席へ。私は2コーナー席へと向かうべく一先ず分かれました。

 さてその後私は2コーナー席へ向かう前にメインゲートに戻ってきました。というのは、メルマガ誌上で「AM10時にメインゲート横でプチオフ〜♪」なんて告知をしちゃったものだから・・・。しかし、その張本人がその時間に間に合ってないし〜(爆)。そもそもこんな賑やかでドタバタしている状況下でそのような約束事はするもんじゃないですね。なにがなんだか・・・で、結局忘れちゃったりアレしちゃったり(笑)。幾人かの方々から事前に問い合わせは頂いていたのですが、その方々も連絡できませんでした〜っ...みたいでした(笑)。
 そんな中、なんとか一名の方とお会いできました。大阪くらげのおーつかさん。以前は東京にいらした方で、それ以来久方ぶりの再会でした(嬉)。
 慌しくほんの少しの立ち話の後、またね〜♪と分かれ、私は2コーナー席を目指し足早に立ち去りました。うぉっと!スタートの時間がもう間もなくやってきます。急げ急げ・・・

 本コース上では既にレース前のセレモニーなども始まっていました。丁度私がホームストレートエンドの脇辺りを歩いていると、その傍らをRC211Vを駆るM・ドゥーハンがV5サウンド高らかに走り抜けていきました。
 走り去っていくドゥーハンに向かって金網をよじ登りあらん限りの大声で「ミック―!!!ミック―!!ミック―!!ミック―!!!!」と絶叫している野郎が一匹。そのドゥーハンがS字コーナーの彼方へ見えなくなると、「はぁ〜すっきりした〜。気が済んだわ」とよじ登った金網から降りてきた。彼を駆り立てたものは一体?!(笑)


 そんなわけで、文章ダラダラ、画像おもおもにつき、Part2へと続きます。悪しからず・・・<(_ _)>

つ づ く